Terraの神話は、六柱の存在によって構成されています。
それぞれが神話的役割を持ち、物語の中でその役割を果たすことで、世界は形を成していきます。
※本作には、原作には登場しないオリジナルキャラクターが含まれます。
六柱
神話を構成する重要な役割を持つ、六つの存在。

シャドウ
孤独に生きる究極生命体。
究極生命体故に思考回路や行動に中間処理がなく、無意識や反射、強い衝動により、制御不能の極端な行動を取る事が多い。
世界最強レベルの生命力と戦闘力を持ちながら、一切の感情を排し、世界政府直属のエージェントとして活動している。
しかしある出来事をきっかけに、ナックルズへと強く惹かれていくようになり、魂の共鳴を起こすようになる。
役割:月/闇/冥界の断罪者/騎士/英雄/旅人
この世界のシャドウはソニックプライムのシャドウがメインモデルです。アークでの事、過去に何が起きたのかなどはほとんど言及されません。シャドマリ前提のシャナコではなく、シャドマリがそもそも成立しなかった世界線のシャナコです。第五話「マウントコルにて」で、シャドウの過去について少しだけ仄めかしがありますが、「過去に大事な何かを喪失した事がある」という設定のみ。マリアがこの世界に存在していかどうかもはっきりとは言及されません。

ナックルズ
古代の浮島・エンジェルアイランドで、マスターエメラルドをたった一人で守護し続ける孤高のエキドゥナ族の末裔。
素朴で純情な性格で、古代の戦士としての語彙や思考で行動し、恋愛や哲学などの、抽象的な概念をほとんど理解しない。
なんでも正面から受け止めようとする性質を持ち、拳を使った真っ向勝負を好む。
役割:太陽/光/聖母/戦士/花嫁/大地母神/聖域
この世界のナックルズはソニックフロンティアのナックルズがメインモデルで、ほんのりソニッククロニクルも参考にしています。シリアスよりのナックルズ。知性は高く、論理的思考・戦場の合理思考で物事を鋭く捉えますが、古代の島で孤独に育ったため、語彙が少なく、恋愛・倫理・哲学・感情などの抽象的な言語をほとんど使いません。
この物語はナックルズを軸にして回ります。登場キャラクターのほとんどがナックルズと因縁を持ち、ナックルズに執着し、ナックルズと独自の関係を持ちます。物語の重力であり、ヒロインです。

ソニック
陽気で軽快な音速のハリネズミ。誰にでも親切で、誰とでも仲良くなるが、誰のものにもならない。天使にしてトリックスターのヒーロー。
軽口をたたくのが好きで、勘が鋭く、行動が早い。能天気で、考えなしに軽率な失敗をしてしまう側面もある。
ナックルズの事を親友だと思っていて、しょっちゅうちょっかいを出しにエンジェルアイランドに現れる。
役割:風/天使/トリックスター/兄弟騎士
この世界のソニックはソニックフロンティア、ソニックプライム、ソニッレーシングクロスワールドなどの「日本語を流暢にしゃべるソニック」をメインモデルにしています。Xで英語版ソニック(英語の絵本)をシェアしているので、本サイトで扱う日本語版小説ソニックは完全なる日本語をしゃべります。
本編全40話では、シャドウとナックルズをつなぐ天使・トリックスターとして活躍し、自身は誰ともカップリングされません。しかし、その後の後日譚ではソニック×ジークというオリキャラとのBLカップリングが成立するので、ソニックのカップリングに地雷のある方はご注意ください。

キュイ
世界政府直属のエージェントで、諜報役。シャドウの同僚。
冷静な観察者であり、記録者。
感情を表に出すことは少ないが、ナックルズの戦士としての在り方に強い敬意を抱き、静かに支えよるようになっていく。
役割:観察者/理性/記録者/守護者/秩序
この物語独自のオリキャラです。シャナコの物語を支えるための存在。シャドウの同僚目線でシャドウとナックルズの両方をサポートします。初登場は第5話。2章第8~11話の「灰色のハビシュ」編以降、ナックルズと独自の信頼関係を結び、作中屈指の隠れナックルズ担へと進化していきます。カップリングはキュイ+ナコ(友情)であって、恋愛要素はありません。

ハビシュ
究極生命体・シャドウを模倣して生み出された人工生命体。
研究機関に失敗作扱いされ、個人としての尊厳と境界を踏みにじられてきた。壊れた魂でありながら、なお再生の可能性を内に秘めている。
とある出来事がきっかけで、「無垢」で「健康」なナックルズに強く執着するようになる。
役割:堕ちた生命/模倣体/壊れた魂/再生する魂
この物語独自のオリキャラです。ナックルズに性的な執着を持ち、シャナコの間に侵入してくる異物。初登場は第7話。
モブナコ(ハビシュ×ナックルズ)が未満という形で登場します。ハビシュ以外でも、モブナコ未満(成立せず寸前で救出)は作中何度も登場するので、モブナコが地雷な方はこのシリーズ自体不向きかもしれません。

ジーク
滅亡した異世界から現れた魔術師。異世界のエメラルドである「クリムゾンプリズム」の使い手。
強い信仰心と騎士道精神を持ち、孤独な宿命を背負う真紅のハリネズミ。
シャドウとナックルズの背負う宿命を映し出す“鏡”のような存在として、物語に深く関わっていく。
役割:神託の魔術師/生贄/代理騎士/原罪を背負う者/鏡
この物語独自のオリキャラです。初登場は第28話。作中での世界に対する役割においてナックルズと鏡合わせの立場をとり、世界に対する罪においてシャドウと鏡合わせの立場をとる、第二のヒロインです。オリキャラがなぜかヒロイン。理由は「ナックルズがヒロインもヒーローも両方やるから」。ナックルズがヒーローをやる時のヒロイン(というより生贄)役です。登場後序盤はモブナコ未満(ジーク×ナックルズ、成立せず)でシャナコの間に割って入ってくる恋敵。終盤はジーク→ナックルズ、ジーク+ナックルズで恋慕×友情。後日譚以降はソニック×ジークが登場します。カップリングに地雷のある方はご注意ください。
六柱に連なる者
神話の中心には属さないが、その因果に関わり、物語に影響を与える存在。

ルージュ
世界政府直属のエージェント。シャドウの同僚。シャドウの事もナックルズの事も友人だと思っている。
つかず離れず、シャドウとナックルズの間に立って二人を見守る。
象徴:社会/恋愛
この世界のルージュはソニックプライムのレベル(ニューヨウクシティのルージュ)がメインモデルです。それルージュじゃねぇじゃんって言われたらもうごめんなさいとしか。管理人のKanokoがソニックプライムがきっかけでナコルーからルーナコにシフトしてしまい、ルージュママ(?)へのあふれる妄想を制御できなくなった結果、この世界線のルージュは落ち着いて大人びた性格でナックルズを弟のように可愛がるようになりました。なのでルー+ナコ(まるで姉弟)。っていうかママ。ゲーム原作の勝気で奔放なルージュが好きな方はごめんなさい。

テイルス
若き天才発明家で、ソニックの相棒。
ソニックにくっついて、たまにエンジェルアイランドに訪れる。
象徴:未来/化学
あまり多く登場はしません。解説・サポート役。ただ、今後転生譚でテイ→ナコが書かれる可能性が残されています。シャナコ前提のテイ→ナコの未来を決して諦めてはならない。

イルダ
世界中を駆け巡る新進気鋭の服飾デザイナー。
ナックルズのモデルとしての優れた素質を瞬時に見抜き、ナックルズを祝祭の只中へと導く。
役割:司祭
この物語独自のオリキャラです。第33話のみ登場。登場回数は少ないですが、終盤の最終決戦へつながる大事な転換点で登場。ナックルズはイルダを「女版ソニック」と評しましたが、イルダの性質はむしろ「女版シャドウ」。ナックルズの隠れた素質、聖性を瞬時に見抜き、高く評価・執着し、悪気なく「祝祭の物語」の中心に担ぎ上げようとします。「ナックルズの魅力に夢中」「ナックルズを崇める形で愛す」「無意識でその核を瞬時に理解し、緻密に言語化する」。もしもこの世界のシャドウが女で、明るい性格で、デザイナーだったら、イルダそのものになっていた可能性があります。
その他の仲間たち
神話と無関係でも、ナックルズと独自の関係を紡ぐ。そんな愛しき存在。

シルバー
転生譚、ifに登場。シル+ナコ。どの世界線でも大体ナックルズと仲良し。ナックルズを巡ってシャドウと揉める事が多いが、ナックルズに恋愛感情を持っているわけではない。
本編は物語の都合上、シルバーを登場させる事はできなかったので、転生譚とifで登場。念願のシル+ナコ(友情)。ありがとうシルナコ。シルナコは平和の象徴です。

エミー
ifに少しだけ登場。
エミ+ナコ(友情)。Terraシリーズでほとんど出番がないのは、書き手のKanokoがソニエミ前提のシャドエミが好きだけどTerra世界でそれは成立させられないしソニックは最終的にBLカップリング成立するし、だからってエミーが振られるとこなんて書きたくない⋯⋯!という拗らせ過ぎた理由が原因です。ソニックフロンティアの可憐で純情で心優しいエミーが好きです。